実体模型セットは2次元の図面から3次元のイメージを自分の頭脳の中で3次元化を行う訓練教材として開発された。 一方でFusion360は大変優れた3DCADツールである。これは教師用あるいは学生用だと無料で利用できることができる。またCAMとして3Dプリンタでの出力やCNCなどでの利用につなげることができる。

全体の構成は下記のSTEPで構成する。
課題1 FUSION360で立方体をつくる手順
まず、全く初めてFusion360に触れる方が、1辺が100mmの立法体をつくる手順を体験していただく。これにより3Dプリンタで実際の3Dモデルを制作手順の概要を理解していただきます。いきなり課題に入ります。課題を進める中で少しづつ様々なことを覚えていただきます。いきなりすべてを説明されても覚えることはできません。
STEP1 Fusion360の起動
これがFusion360の起動画面です。WindowsでFusion360をインストールしていただいた後で、起動するとこのような画面が表示されます。サインインをしてください。
サインインをクリックし、メールアドレスや」パスワードの入力を行います。認証コードを求められますが、この関連の情報はネットで調査ください。
STEP2 スケッチを描く どんなことをやるのか 初めにビデオで紹介します。
ワードプレスを使うとこのように文書だけでなく動画も簡単に埋め込むことができるので大変便利です。動画は5分以下ですのでご覧ください。
下のようなスクリーンが現れます。上の左の上に赤い線で示したものがスケッチモードに移行するためのボタンです。


スケッチモードになった最初の画面です。ここに平面図を描いて、その次の段階で3Dモデルを作ります。でも、まずは平面図を描きましょう。100mmの正方形を描きます。面の指定が出てきます。スケッチモードにしたら最初にどの面にスケッチするかの選択をします。

2点を指定して長方形を作ります。座標原点から開始します。


スケッチモードを終了し3Dモデルの作成をします。


ボディという名前でブラウザ-に3Dモデルができました。

このモデルを3Dプリンタで実際にプリントする方法をお見せします。

左上の新規ファイルアイコンをクリックするとメニューが表示されます。
このメニューから3Dプリントを選択します。

3Dプリント用の設定ウィンドウが表示されます。
一番上で選択というのはどのモデルをプリントするかを聞いていますので、対象モデルを選択するとokボタンが有効になります。
ここで一番下にアプリケーションの項目にFLASHプリントというのが表示されています。これはスライサーと呼ばれる3Dモデルを実際にプリントするときに使われる制御ソフトです。

okボタンを押すとスライサーソフトの設定用のウィンドウが表示されます。
スライスの実行をクリックすると、利用するプリンタの機種やフィラメントと呼ばれるプリントに使われる素材の設定を行うことができます。


スライスの実行をクリックすると、このプリントを行うためには13時間28分かかることや、フィラメントの長さは90.78メートル。重さは270.76グラムなどの計算結果が表示されます。
下の方にはボディ1.gxという名前が表示されています。最上部のダウンロードアイコンをクリックするとUSBなどの希望する場所にダウンロードできます。